●月刊Simple 掲載
「NPO&ボランティア情報・市民通信マンスリー」より一部抜粋したWEB版です
【2005/1月号】

| ★例えばこんなNPO… |
| 青春キネマ館&キッズシアター委員会 |
| 街の映画館に人の流れを呼び戻そう。子ども達にいい映画を。 映画好きが企画する懐かしくて新鮮な上映会 映画が最大の娯楽だった昭和の時代、街の映画館は観客でいっぱいだった。今も、話題作の封切りの時には郊外のシネコンに長蛇の列ができる。DVDが各家庭に普及しはじめ、たくさんの映画が作られている。しかし、市街地の中にある映画館はどんどん閉館されてしまう。何を持って「映画ファン」とするかは難しいが、街の映画館で映画を見て育ち、新旧問わず、いい映画を見ることが何より好きだ、という映画好きが、「昔の映画みたいなぁ」「子どもたちにもあの名作アニメをみせたいなぁ」「やっぱり街の映画館を大切にしたい」そんな気持ちで自主運営を続けている上映会が、青春キネマ館&キッズシアターである。 始まりは、個性ある名画座として映画ファンには一目置かれている伊勢の映画館『進富座』のオーナーが、子どもの映画上映会で 喜ぶ子どもたちを見て、幼いときから映画館で映画を見る楽しさを知ってもらいたいという思いがあり、よく映画を観にやってくる人たちに、上映会の企画をしませんか、と呼びかけたことから。それで集まったメンバーが、当初は進富座の主催としていたのを、映画館としては採算がとれない事業であることもあって、自分たちの自主的な活動としようと、経済的な自立をしたというのが現在のスタイルまでの経緯だ。現在は進富座を有料で借りて上映している。 この会は、3ヶ月に一度、古い日本映画を上映する「青春キネマ館」そして、親子で楽しめるアニメの名作などを上映する「キッズシアター」を交互に開催するというのが面白い。スタッフメンバーは少し増えて、3年目になるという現在、11名のメンバーで運営されている。 メンバーは、30代〜40代。その中に「映画好きの夫婦」がなんと4組も。そのため、どんな時も常に子連れでの活動だという。だからこそ、子どもにいい映画をみせたい、という思いも強いわけだ。青春キネマ館は、時代劇よりも、在りし日のスターをみたいという中高年の観客の要望も強く、最近は、昭和30〜40年代の石原裕次郎や吉永小百合主演の名作を上映し、中高年には懐かしく、若い映画ファンには新鮮な感動を与えている。 1回の上映会の来場者は50人〜100人ほど。なかなか100人の壁は厚いようで、運営的には赤字だといいながら、いい映画を提供し、自分たちも楽しむ、という活動を、少しずつ仲間も増やしながら続けていきたいという。スタッフメンバーが増えれば、また新しい企画が生まれてくるかもしれない。 そして一番大きな目的は、街の映画館に人が戻ってきてもらうこと、だという。自分たちの好きなこと、できることをやることで、みんなが街を元気にする…そんなまちづくりの原点のような活動といえそうだ。 (取材/森本かおり) ★次回は2月〜3月「青春キネマ館」上映作品は未定 問/青春キネマ館&キッズシアター実行委員会 事務局 TEL0596-23-0839(山口) |
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ちょこっとニュース▼リンク |
| 宮川村の景観をとりもどす 「もみじ基金」スタート 台風21号による被害で、宮川村ではあの美しい渓流の川底には多量の土砂が積もり、水の 濁りはなかなかとれず、景観は以前とは違ったモノになっているという。また川辺を彩って いた樹木も根こそぎ流されてしまい、以前の状態に戻るには、長い時間が必要である。 宮川村の紅葉は有名だ。宮川村では、以前から村全体を「もみじの里」とする計画を進め ているが、そのもみじも災害で根こそぎなくなってしまったところもあるという。特に大杉 谷付近の渓谷は、いつもの秋なら、この美しさに惹かれてたくさんの人が足を運ぶが、今年は まだ登山やハイキングも制限されている状況だ。 三重スローライフ協会では、活動項目のひとつに、「地域の農・山・漁村の文化を守ってい くこと」があり、宮川村の自然景観の復興に役に立てることはないかと考え、みんなで「もみじ (楓)」の苗木を植えようと呼びかけることになった。宮川村の景観をもう一度取り戻すための 「宮川村もみじ基金(仮称)」をスタート。1月又は2月には宮川村への植樹イベントも計画中だ。 問/NPO法人 三重スローライフ協会 事務局 (立岡) TEL0598・63・0460 「ムーブメント・平和への希望」 ■■■催事予定(2004/12月〜1月) 「三重日独協会」設立総会とドイツ・クリスマスパーティ ガイアシンフォニー第五番上映 「日待ち冬至の集い |