●月刊Simple 掲載
「NPO&ボランティア情報・市民通信マンスリー」より一部抜粋したWEB版です
【2004/9月号】
ちょこぼらまんが

★例えばこんなNPO…
大杉谷自然学校
大杉谷の自然や伝統文化を未来の子どもたちに伝えたい…
「大杉谷自然学校」ボランティアさん募集中!

 廃校となった小学校を地域の活性化に役立てようと、平成13年にオープンした「大杉谷自然学校」は、大杉谷地域の豊かな自然や文化を体験型で学べる自然学校だ。宮川村が施設を提供し、地域の人たちでつくる「大杉谷自然学校」(任意団体)が運営している。自然の知識だけでなく、地域で受け継がれてきた自然にやさしいライフスタイルや技術、伝統文化に根づく価値観を伝えていくことも活動の一つだという。自然と共生していた社会の記憶や先人の知恵を知ることで、日々の生活を見直し、自然にやさしい選択ができる人が増えていくことを願って活動している。学校長の大西さんは、宮川村出身のまだ若い女性だ。「過疎や高齢化で地域から子どもがいなくなり、千年にわたり伝えられてきた地域の文化が、担い手がいないことでどんどん目の前から消えてしまった。誰かが次の世代につなげなければ」との思いから、地域の活性化のために学校経営を引き受けた。大杉谷の自然を愛して各地から集まった3人のスタッフと自然体験の企画をつくり、参加者をフィールドに案内して、野外での危険に気を配りながら、自然への接し方、楽しみ方を知ってもらう環境教育活動を行っている。スタッフの中には、県外から家族で移住してきた人もいるそうだ。
 四季折々で、川遊びや登山、キャンプ、地域の自然・歴史・文化にふれるエコツアー、伝統的な食べ物の紹介など、大人も子どもも楽しめる体験型のプログラムを提供している。自然体験は、学校や会社が休日となる週末、祝日に開催されることが多く、安全性や対応を考え、少人数制をとっている。プログラムによってはスタッフだけでは、十分とはいえない場合もあり、子どもたちと遊ぶコツ、興味を引き出す方法など、技能を持ったボランティアさんを募集しても、奥まった地域なので毎回見つけるのに一苦労とのことだ。「大杉谷自然学校」は、 2年後に自立採算で運営していく予定なので、今はまだ経営を軌道に乗せるのに精一杯だが、「将来は消えてしまった文化の掘り起こしや森林、里山といった資源をどう現代の生活にいかしていくかといったことにも取り組んでいきたい」とスタッフの思いは熱い。生まれ育った土地の自然や文化、そしておじいちゃん、おばあちゃんの知恵を未来に伝えていく。まったく見知らぬ未来よりもそんな懐かしさの残る未来を夢見て、今年は手始めに、数年前に途絶えてしまった盆踊りを復活させるそうだ。「大杉谷自然学校」では、年間を通じていろいろなプログラムが開催される。自然が好きで、関心のある方なら大歓迎ということなので、自然の中での1日ボランティア体験はいかがだろう?遠隔地の方は学校の宿舎に泊まることも可能。
(取材/亀山裕美子)

★大杉谷自然学校
URL: http://www.

ちょこっとニュース▼リンク

7月1日にオープンしたいせ市民活動センターに
『パルティいせ』という愛称がつきました


市民活動センターが各地にできているが、伊勢市の場合は民間に運営を委託する「指定管理者制度」を採用し、伊勢神宮外宮前にて7月から本格スタートした。市民活動の情報提供、貸しスペース、相談などで連日来訪者で賑わっている。情報収集に利用してみては。
■休館日/毎週水曜日(祝日の場合、翌日) 12月29日〜翌年1月3日
■開館時間/午前9時から午後10時
伊勢市岩渕1丁目2番29号(旧伊勢シティプラザ南館)
TEL0596-20-4385
FAX0596-20-4386
【Eメール】ise-cac@amigo2.ne.jp
【URL】http://skc.e-ise.net

新潟、そして福井で起こった水害!水害支援ボランティアの情報を
【新潟・福井水害支援】三重県ボランティア情報センター


 7月にあった局地的な集中豪雨による水害のニュース、大きな被害が出たこと、まだ記憶に新しいだろう。その後、現地でボランティアによる復旧支援活動が行われていたことは、あまりその後のニュースでは大きく取り上げられていなかったから知らなかったという人も多いかもしれない。
 この水害後の復旧作業、とても大変なことはどこまで想像できるだろうか。鼻を突く泥の臭い、消毒薬の刺激、水を吸って重くなった畳の搬出や床板をはがしての泥出し作業、乾いた泥が砂埃となって舞い散り、目や鼻、のどにからみつく、拭いても拭いても変色がとれない壁、昨日まで思い出の品だった家財道具が一瞬にしてゴミになってしまった失望感の中、被災者の方々は再び日常生活をとりもどすため、復旧作業を行うのだ。そんな人たちが少しでも早く自らの力で復旧できるように手伝うのが災害復旧支援ボランティアの活動である。
 この活動は何も現地で一緒に作業するだけではなく、義援金を送ったり、災害現場で不足するタオルを送ったり、ボランティア活動が円滑に進むようにボランティア活動支援金を送ったり、とさまざま。今回もそんなボランティアが広く求められていた。本誌が出る段階では時間が経過しており、どのような需要があるかわからないため、募集情報は掲載できないが、三重県では、より近い福井への支援を主眼においた組織が立ち上げられ、現地へ行くボランティアパックの企画(7月末に実施)や支援情報をHPなどで発信している。もしかすると、被災地ではまだ支援が必要で、間に合うことがあるかも。ぜひ一度、見てみてほしい。
 地震ももちろん恐いが、台風の多い地域でもあり、水害の状況は人ごとではない。また他の地域を支援ボランティアすることで、自分が住む地域での災害時に役に立つことも多いのではないだろうか。

【URL】http://www.v-bosaimie.jp/mvic/
NPOウォッチング●スローライフでいこう
世界に認められたスローフィールド
熊野古道の魅力をDVDで「感じる」


 熊野古道が「世界遺産登録」に登録された。正確には「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録され、その参詣道を熊野古道と呼ぶ。熊野は、古くから神々の住む聖地として崇められ、厳しい道を乗り越えて熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に詣でることに意味があったのだという。そして熊野地域は現在も古道をはじめ、スローなライフスタイルが根付く、奥深い魅力のある地域。三重スローライフ協会でも、三重県のお宝フィールドとして、熊野プロジェクトが進行中だ。
 そこで三重スローライフ協会では、「地域の農・山・漁村の文化や自然環境を守っていく」という活動のひとつとして、世界遺産登録を記念DVDを発行することになった。三重スローライフ協会のメンバーであり、熊野の地にこだわった表現活動をするアーティストをフューチャーしたものである。熊野を追い続けるカメラマン・森武史さんの写真(静止画像)と、熊野を拠点に活動する音楽家、矢吹紫帆さんの音楽のコラボレーションDVD。中南勢地域の書店や道の駅などで販売中だ。

問/NPO法人 三重スローライフ協会事務局 (立岡) TEL0598・63・0460
催事予定など
こどもかんきょう体感フェア2004

★8月26日(木)・27日(金)10:00〜17:00(27日は4:00終了)
場所/鈴鹿山麓リサーチパーク内各施設(四日市市桜町)
参加費/無料
●イベント内容
次世代を担うこどもたちに向けて、NPO、関係団体、企業及び行政などが協動・連携し、環境負荷低減の新しい技術(太陽光発電・燃料電池など)とのふれあいや市民レベルでの環境保全活動への参加・体験の場を設ける。こどもたちが楽しみながら環境について考えるイベント。当日は、子ども科学体験教室、Mieちびっこエコ王国大会、こども低公害車体感フェア2004を同時開催。
問/三重県環境森林部環境活動室
TEL 069-224-2316
FAX 059-224-3024
【Eメール】ksozo@pref.mie.jp

宮川流域エコミュージアム「平家物語琵琶演奏と平家落武者伝説『覆盆子洞』講談の夕べ」

★8月21日(土)19:00〜21:00
場所/伊勢市矢持町 平家の里キャンプ場管理棟前
演奏/中村正巳(鶴翔)氏(伊勢市出身)、琵琶演奏の第一人者
講談/宮川流域案内人 中瀬誠一
参加費/ロッジ一棟7,000円(6人用)、テント持込一張り3,000円(6人で)琵琶演奏代金を含む。
主催/宮川流域ルネッサンス協議会
TEL0596-27-5411
FAX0596-27-5418

宮川流域エコミュージアム全国大会

★9月17日(金)〜19日(日)
場所/県営サンアリーナや宮川流域各地
●主な内容
分散会(17日〜18日の1泊2日・15コース・有料)宮川流域案内人活動を体験し、
夜には地元案内人などと参加者間での交流会
全体交流会(18日)
参加費/無料
基調講演/日本エコミュージアム研究会理事 今井信五氏
「宮川流域案内人とエコミュージアム」〜流域の遺産(大切なもの)をインタープリートする
講演/日本エコミュージアム研究会理事 大山由美子氏
「エコミュージアムの現状と宮川流域エコミュージアム」
申込締切/8月16日(月)
問/宮川流域エコミュージアム全国大会実行委員会事務局
宮川流域ルネッサンス協議会内
TEL0596-27-5411
FAX0596-27-5418
【Eメール】nmiyare@pref.mie.jp
http://www.miyarune.jp/


エコツーリズムセミナーin尾鷲〜いい企画を作るには〜

★8月29日(日)10:00〜15:00
場所/尾鷲市中央公民館
参加料/3,000円
申し込み必要。
●内容
エコツーリズムとは、資源の保護、観光業の成立、地域振興の融合をめざす、新たな観光の考え方。世界遺産登録された熊野古道をどう活かしていくか。これを契機に、東紀州地域を訪れる旅行者に向けて、魅力的な地域資源とのふれあいを永続的に提供する方法、地域の暮らしへどのように還元するのか、地域資源を守っていくにはどうするかなどについて考える機会に。各地の最新の情報と企画立案シートを使って企画をつくる作業を行う。みんなでわいわい考えて、仲間づくりにも。
講師/日本エコツーリズム協会 山田桂一郎
問/東紀州エコツーリズム研究会 永井 崇郁
TEL090-3578-7589 
【Eメール】
tour_de_kumano@yahoo.co.jp

MIEチャイルドラインセンター2004年度講習会

自己肯定感を持てない子どもたちが、一本の電話線を仲立ちに自らの心を開き、他人とつながることで生きる力となっていくことを願い、週1回のMIEチャイルドラインを開設。その受け手・支え手養成のための講習会を開催する。チャイルドラインに興味のある方や講習会の中身に興味のある人など誰でも参加できる。
【プログラム】
★9月23日(火・祝)
10:00〜12:00「チャイルドラインとは」
13:30〜16:00「子どもの権利条約とは」(子ども観)早稲田大学文学部教授 喜多明人氏
★10月24日(日)
10:00〜12:00「性に関して」13:30〜16:00「思春期外来」奈良県立医科大学教授 飯田順三氏 
★10月31日(日)
10:00〜12:00「心に寄り添って聴く」講義
13:00〜16:30「心に寄り添って聴く」ロールプレイ  南山大学教授 山口真人氏
★11月末頃  
13:30〜15:30「子ども観を問う」  精神科医・帝塚山学院大学教授 香山リカ氏(予定)
場所/アスト津(予定) 
対象/中学生〜大人
参加費/大人10,000円 青少年(中学生〜22歳)5,000円 1プログラムのみ2,000円
申込・問/特定非営利活動法人MIEチャイルドラインセンター 
TEL & FAX 059-232-8172  
【Eメール】
mie-childline@za.ztv.ne.jp

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