●月刊Simple 掲載「NPO&ボランティア情報・市民通信マンスリー」より一部抜粋したWEB版です
【2004/4月号】新連載の始まりです
ちょこぼらまんが

★例えばこんなNPO…
青年ねっとわーく三重(三重県青年団体連絡協議会)
今どき青年団って…?
いやいや、新世代型リニューアル版なのです

 若者たちが町々で地域活動をする「青年団」というのが、活発な時代があった。全国で最初に「青年の船」というのを手がけたのは三重県だった(1970年)というから、県内各地で青年団が盛り上がっていたんだろう。それが時代と共に生活スタイルが変化し、青年団活動は低迷し、あまり耳にしなくなったのだが、昨年11月「青年団連絡協議会」なるものがスタートしたという。

 もちろん以前の青年団活動とは、内容的には異なるもので、この時代に生きている、昔のことなんてしらない20代の青年たちが、「何かやりたい」という気持ちで動き始めたのだ。NPO的にいうと、「青年の社会的自立、精神的自立育成の場・ジャンルでくくると社会教育」となる。そういったかたくるしい建前も必要だが、ようは、今の社会に「ん?これでいいのか?」なんてちょこっと疑問をもった同世代の仲間が集まって、楽しみながら「できることを考えていこう」「まちを元気にしよう」という活動。そして10代も含めて、この時代だからこそ必要な若者の「居場所つくり」をしていく。そこからいろんな人材が育成されたり、地域の横のつながりができたり…。

 メンバーは伊勢志摩を中心に、桑名市、松阪市、尾鷲市、河芸町、一志町と県内各地にネットワークを持つこの団体、活動範囲はアクティブに拡大中!という。何をやるかは、みんなで集まって話をしながら決めていく方式。この1月には志摩地域のNPOとの協働事業でメジャーリーグで活躍する大家友和選手を招き、子供たちの野球レッスンを実施した。現在は、伊勢市内に中高生〜20代を対象とした「たまり場」作りを計画中。また、9月頃に志摩での野外コンサートを企画している。みんな仕事を持っているから、夜集まるのも9時くらいから、なんてことも多く、夜更けまでワイワイと話をしながら進めているのが見えるようだ。
 まだまだスターティングメンバー募集中ということなので「何かやりたい」青年は仲間に入ってみてはどうだろう。

★連絡先・青年ネットワーク三重 事務局(鈴木健一)
mail: info@suzuken27.com
※個人でも団体でもOK。会費などは今のところ必要なときに徴収している。

■■■イベントNEWS(2004/4月)

★青少年育成・環境活動
自然体験活動リーダー養成講座
★前半4月10日(土)12:30〜11日(日)15:00
 後半5月15日(土)12:30〜16日(日)15:00
場所/大杉谷自然学校(宮川村)
参加費/8,000円(宿泊費、食費、保険料込み)
※自然体験活動リーダー(CONEリーダー)
を育成するプログラム。リーダーの役割は「少人数を身近な自然に案内」「体験活動中に参加者に配慮する」「楽しく、かつ安全に体験ができるよう案内する」など。実技や安全管理について学ぶ。
主催/大杉谷自然学校
問/大杉谷自然学校(大西)
TEL0598-78-8888
※CONE=NPO法人自然体験活動推進協議会

ちょこっとニュース▼環境活動

三重県の川・五年連続ワースト1
伊勢市の勢田川の「とおりゃん瀬」


の60%の生活排水が流れ込み、県内ワースト1(5年連続)の汚れた川。市民はただそれを見ているだけ…ではなく最近は、行政と市民が「水質浄化」という共通の目的を持って、川への取り組みを進めている。
 昨年は、国土交通省が、川底のヘドロ浚渫工事を行ったことをきっかけに市民との連携により「勢田川きれいにプロジェクト(愛称SKiP)」が立ちあげられた。
この事業は、国・県・市の行政職員、そして一般公募の市民がみんなで川に関わっていこうというもの。そのプロジェクトの一つ「落差工計画」は、ワークショップで市民のアイデアを盛り込んで、人工的な「瀬」のようなものが設計される。完成後は市民主体で、そこを勢田川の浄化のシンボルにしよう!という計画だ。
 1月に開催された最後のワークショップで、愛称として「勢田川とおりゃん瀬」という名前が付けられた。これから工事が始まるが、市民の取り組みとしては、川の中に入れる、水をきれいにするための浄化材料の準備がスタート。まずは「竹炭焼き」を2月に実施し、現在「ヤクルトなど乳酸飲料のカラ容器」を回収中(3月31日まで)伊勢の市民に協力を広く呼びかけている。
問/国土交通省三重河川道路事務所
NPOウォッチング●スローライフでいこう
三重スローライフ協会、設立!
どんな展開になるか興味あります

 ここ数年、スローフードとか、スローライフというような言葉をよく耳にするようになった、
と思ったら、三重県にも「スローライフ協会」なるNPOができるという。「未来に向けてより望ましいライフスタイルを提案」するこの活動は、ローカルでおいしく楽しく生きていきたい私たちにとって、なんだかとっても興味深いものなのだが…。ここではこのNPOが立ち上がりどのような展開をしていくのかを、しばらく注目していきたい。
 1月に発起人総会が開催された「三重スローライフ協会」。発起人は、これまでそれぞれが事業や研究の中でスローフードなどと向き合ってきた人たちが中心。県下に拡がる力強いネットワークだ。現在NPO法人申請中ということで、どうやら水面下で準備中という段階のようだ。スローライフというとかなり幅広いが、協会では食農教育・環境教育・地産地食運動に関する事業をメインに行っていく、という。つまりは「食べること」「環境のこと」と考えたらいいだろうか。具体的に計画中なのは県内の地産地消についての「調査・研究」。食農教育や会員参加型の「イベント事業」。日常でのライフスタイルの無駄を省く「リサイクルシステム事業」など。設立主旨に賛同して三重県全域に会員も広がりつつあり、本格的始動が待たれている。さて、どんな動きがみえてくるだろうか?
問/NPO法人(申請中) 三重スローライフ協会
事務局 (立岡)
TEL090・7854・3831
TEL059・229・2215